
【在籍エントリ】情シスのキャリアを積んだ私がイオンに転職した理由は、まっさらな環境でIT基盤をイチから作れるチャンスだったから
2026/4/16
イオンスマートテクノロジー(AST) CTO室 開発サポートチーム 情報システム 村田の在籍エントリです。
自己紹介
はじめまして!イオンスマートテクノロジー(以降AST)開発サポートチームの村田です。社内の開発チームにフォーカスした情シス業務を担当しています。
私が情シスのキャリアをスタートさせたのはおよそ10年前、客先常駐のヘルプデスクが出発点となっています(当時は、ADやSSOといった情シスにとって当たり前に使われる言葉の意味もわかっていませんでした)。
その後事業会社の情シスとなり、端末管理、SaaS導入・運用・管理、セキュリティポリシー策定、ISMS対応など幅広い業務に携わる機会に恵まれました。いま振り返るとハードワークしていたな...と感じることもありますが、新卒からIT業界を経験されている方と比べ、圧倒的に経験が少ない自分が情シスとして成長できたのは当時の経験があったからこそで、離れて数年経った今でも自分にとってはかけがえのない経験です。
そんな私がASTに入社したのは、ゼロベースから社内IT環境を構築する経験ができると感じたからです。面談の際、開発チームにおける端末、SaaSの利用状況を伺い、大きな改善余地があると感じました。非常に巨大な組織であるので、これまでのやり方が通用するのかといった不安もありましたが、ほぼまっさらな状態からIT環境の構築をリードできる機会は滅多にないと感じ、入社を決断しました。
入社後の仕事
まず取り組んだのは開発用端末の管理強化です。ASTではグループ標準PCの他に、開発用途で調達したMacやハイスペックWindowsが一定台数稼働しています。これらの端末は私が入社した時点ではExcel台帳管理しかされていなかったため、まずはMDMを導入することから始めました。製品選定から端末ポリシーの策定まで全て一人で行うのは初めてでしたが、極力開発業務に影響を与えない、利用者の操作は最小限に止める、を意識して進めることで、現場への影響を最小限に抑えながらMDM導入を完了させることができました。
また、MDMの機能を用いた端末キッティングの半自動化を実現し、端末払い出しのリードタイムを大幅に縮小させることもできました。当初はOS毎にMDMを分け、MacはIru、WindowsはLanscopeを考えてましたが、IruがWindowsにも対応し始めたので、現状開発端末は全てIruで管理しています。
資産管理については、開発チームのみならず会社全体の効率化も進めています。SaaS管理ツールのAdminaを導入し、管理部門と協力してこれまでExcelで管理されていた情報資産(標準PC/社用スマホ/セキュリティカードなど)、社内システムのアカウントなどをクラウドベースで一元管理できる体制の構築を進めています。長年Excelで管理され、かつ台帳が分散している状態を解消するのは一筋縄ではいきませんが、Excelからの移行が見えてきつつあります。
その他にも、社内問い合わせの一元化、導入済SaaSの運用ルール策定など基本的な情シス業務全般も併せて対応しています。
今後の展望
今後特に注力したいのが、社内ツールの統一です。入社した当時からエンジニアサイドとビジネスサイドで利用ツールが異なっているなとは感じていましたが、24年12月にイオンアイビスと統合してからはよりその傾向が顕著になってきていると感じています。
これまで利用していたツールから別のツールに切り替える、ということは人によっては非常に負荷がかかるものということはよく理解しています。そこをいかに軽減させるか、新ツールを利用することでどのような事業インパクトを創出できるのか、といったところが情シスとしての腕の見せどころだと思っています。
また、社内における生産性向上、AI活用のためのデータソース構築といった観点からも、非常に重要だと考えています。AIと共に仕事をするのがもはや当たり前になりつつある昨今においてAIおよびAIエージェントを真に活用するにはデータソースとなる社内リソースの一元化は必須だと思います。決して簡単なことではなく、クリアすべきハードルも多々ありますが、必ず実現させたいです。
さいごに
新しいツールを導入する、運用をゼロから作っていく、言葉にするのは簡単ですがイオンのような歴史ある大きな組織において、それがどれだけ大変なことかを痛感する毎日です。
ですが、職位/役職に関わらず業務改善などの提案ができ、それがポジティブに受け止められる傾向が強い環境でもあります(当然ですが、何でもかんでもというわけではありませんが)。
所謂JTCと呼ばれる組織ではありますが、そういったところに良い意味で驚かされています。それと同時に、まだ手が届いていない領域も多く、ASTは社内IT面においても伸びしろだらけです。
越えるべきハードルは多いですが、開発チーム、ひいては社内全体に向けてより良い社内ITインフラを提供し、事業成長につながるよう、今後もがんばります!
イオングループでは、エンジニアを積極採用中です。少しでもご興味をもった方は、キャリア登録やカジュアル面談登録などもしていただけると嬉しいです。
皆さまとお話できるのを楽しみにしています!
※掲載している所属・役職・肩書きおよび各種情報は、記事公開時点のものです。
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