
【入社エントリ】大手小売からイオンを選んだ理由は、ネットスーパーの成功という未知への挑戦のため
2024/10/31
この記事に登場している人
牧 拳成
Kensei Maki
イオンネクスト株式会社 IT部 フロントエンドグループ OSP・薬店チーム マネージャー
ex-株式会社ビックカメラ デジタル戦略/情シス Associate Maneger/係長
2017年にTISインテックグループにSEとして入社、証券系の汎用システム開発に従事。その後リヴァンプ(現フューチャーと経営統合)小売のMDリプレイス・EC開発など案件リーダーも担当。ビックカメラでは「ビックカメラ.com」刷新リプレイス担当や現行保守開発マネジメントも行う。2024年2月より現職。
はじめまして。イオンネクストの牧です。現在、IT部のフロントエンドグループで、Ocado Smart Platform(OSP)に関わるPJ推進やマネジメントを担当しています。
入社して約半年が経過したところで、人生初の入社エントリーを書きたいと思います。私は現在に至るまでこれまで3社の転職を経験してきました。このエントリーではなぜ、入社したのか?なせ、今イオンネクストなのか?あくまで私のケースではありますが、ぜひ参考にしていただければと思います。
【目次】
これまでのキャリア
キャリアとしては新卒でSIerに入社し、大手証券会社のクライアント先で汎用系エンジニアとしてキャリアをスタートしました。学生なりのコーディングの経験はあったものの(あったからこそなのか)、実務経験ゼロで日本の経済を支えている大規模システムに関わることになり、システム知識や証券にかかる業務知識においても辛酸を舐めたスタートでもありました。
主に証券会社と東証取引所との電文連携(株式取引約定など)の開発や積み立てNISA関連など業務系システムから証券会社自体の経営基盤システム(人事・給与)の保守運用にも携わりました。
それから、SE以外のことにも挑戦したいと思うようになり、クライアント経営陣などトップダウンからの案件が多く、また裁量も広そうな2社目のリヴァンプ(事業再生や経営コンサルティング会社)に転職しました。
そこでのIT部門はコンサルタントもエンジニアもどちらもでき、幅広く経験をさせていただきました。日本を代表する知名度の高いグローバル大手小売会社のクライアントの元でMDシステムのリプレイス・開発推進やEC開発など、システムを海外展開するPJにも参画し、SIer時代とはシステムも価値観も変えていくような勉強をさせていただきました。その中で某ネットスーパーの黎明期にも参画したことが後々のイオンネクスト入社のきっかけにも繋がっていきました。
その後、コンサルタントとして色々経験させてもらった後は、ビックカメラに転職しました。自分でも急に「えっ」という感じの転職なのですが、もちろんこれには理由があります。
外部リソースの立場で本当にクライアントの支援ができているのか、また、Chat GPTなどAIが台頭してきたこともあり、コンサルタントとしての自身の価値に危機感を覚えたというのもあります。
その後数ヶ月海外に滞在し、かつてのクライアントの海外店舗を散歩しながら骨休めをしたのちに事業会社のシステム企画へジョインしました。
ビックカメラに入社した一番の決め手は、IT主導でJTCを改革するというパワーワードに惹かれたという感じですね。Yahooニュースなどで見かけることも多く、その本気度が高いと感じました。
振り返るとコンサルタント時代では何かとシステム刷新に関わることが多く、何かをガラッと変えるという機会が多かったので、その時の体験が影響し、今度は事業側でやってみたいと思ったことが理由になります。レガシー化した技術負債の高いECを刷新する担当としてお仕事をすることになりました。
初めての事業会社に入社してみると、独自の文化が多く想像通りの世界が広がっていました。外から入ってくる新文化との混ざり合い、いい化学反応が一体となってDXに挑むというチャレンジに心躍らせていくのでした。
イオンネクストに入社した理由
その後、イオングループ、そしてイオンネクストに入るとは思ってませんでした笑
私はリファラルなどではなく普通に転職活動の過程でイオンネクストに出会ったわけですが、イオンと聞いて、ユーザーとして昔から馴染みはあるけれど、グループとしても小売業界を日本1位、2位を争うほど大きいので近くて遠い存在であり、働くイメージは持っていませんでした。
また転職先候補としてもありがたいことにイオンネクストだけではなかったので、正直それぞれに良さはあるので悩みはしました。例えどんなに好条件であったとしても結局は実際に働いてみないとわからないので、何を軸に、何を大事にするべきか?方向性を決めてテーブルにそれぞれカードを並べて整理していった結果、イオンネクストに絞りました。
細かい諸々の条件はあったものの、ざっくり、決め手になったのは以下の3つのキーワードでした。
1.面白味
仕事として何が面白かったかなと自分のキャリアを振り返ったときに、思いついたのがコンサルタント時代の某ネットスーパー案件でした。当時は会社としてはローンチ前から支援に入っており、私が参画した時期はローンチ後でした。
元々スクラッチ開発だったので1次情報は全部ソースを見ればわかるためビジネスサイドの要件も決まればアジャイルでサイクルを回して進めることでフィードバックも早く、やりがいがありました。またローンチ後に参画という意味ではイオンネクストも似たフェーズのためシンパシーを感じたのもあります。
その他、面白味があると思った点は、事業面です。イオンネクストはネット専用スーパーとして推し進めているわけですが、これがポイントだと思いました。
ただのネットスーパーでは?事業として新みがあるのか?などと思う方もきっといるかと思います。ECという業態においてビジネス的に成功した会社はそれ相応にあるかと思いますし、ネットスーパーという業態においてもそこまで目新しいものでもないと思います。
しかしECとネットスーパーは狭義的に別であると感じており、そのネットスーパーにおいては取り扱い商品(生鮮食品など)の特性上やバスケット単価などから黒字化が難しく、勝利者と呼べる会社はほぼいない状況にあると思っています。
ここにイオンが膨大なアセットを費やし未開拓の地を本気で切り開いていく、例え机上の計算では成功が分かっていても、実際に成功するかは正直誰もわからない。難しいと分かっているけどこれをどのように打破して行き、どのような景色を見られるのかというところがワクワクすると思いました。
2.革新性
ECにおいても他社のプラットフォームを利用して事業展開することはよくある光景ではあります。イオンネクストはイギリスのOcado社のプラットフォームを利用して事業展開をしています。
前提としてネットスーパーの多くは店舗をハブにして配送する形がメインなのですが、Ocado社のプラットフォームは倉庫から配送する形であり、Webから倉庫、配送(ラストワンマイル)まで一貫して提供という規模が格段に違うものとなっています。ただの一貫性のあるソリューションパッケージのように見えますが、各フェーズの叡智が一貫して合わさることで相乗効果の高い革新性がビジネスサイドにもたらすのではと感じました。
ここまでくると、あまりテクノロジーは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、私の経験上システムは使われてこそ意味があり、エンジニアにとってはどんなにモダンで素晴らしい技術を搭載しても使われないシステムは死んだも同然で意味がないと思っています。
システムが最大限に真価が発揮できるようにしていく為にもエンジニア視点からビジネスサイドの価値観を共感できるか、大事にできるかどうかは大切だと感じています。
3.リモートワーク
子供が産まれた背景もありオフィス回帰が徐々に増加している中、私としては働き方の自由度を求めていたというのが条件としてありました。もちろんコロナきっかけでリモートワークを経験しましたが、かつてのクライアントファーストの仕事では子育てとの調整が難しくなってきたというのも影響し、最適な働き方としてリモートワークができることを条件に入れました。
その点、イオンネクストはコロナ禍で誕生した会社でもあり、リモートネイティブな会社であるために柔軟に働けると感じました。※WFA(Work From Anywhere)ではない。
入社して感じたこと
現在はWebshop側の担当としてOcado社のプラットフォームの機能をより最大限に効果的に活用できるよう検証などに取り組んでいます。入社後からはOcado社のプラットフォームのプロダクトに対する知見を深めていくとともに、事業ローンチを優先した背景もあり、過去負債の整理など実施しマネジメントの改善を図っている最中です。
その中で進める上で難しいなと感じている点では、他社のプラットフォームを使用している以上、仕方ないことであるものの、インシデントが発生した場合に調査できる範囲に限界があり、直接1次情報のソースを確認できないというところに歯痒さを感じることもあります。
また、あるあるかもしれないですが、要件すり合わせや何か調査依頼する場合において、海外文化の違いから認識のギャップが生まれることも往々にしてあり、意思疎通のすれ違いが発生しやすいというところもあります。
今後の事業拡大に備えてパフォーマンスを発揮するために一つ一つ課題を潰している段階です。
働き方の柔軟性としては職種によって違うかもしれませんがフレックスだったり裁量労働制であったりと柔軟な働き方が可能です。また前述の通り、リモートワークは可能です。IT部においては週1の出社推奨が設定されていますが、それぞれの拠点や事情に合わせてリモートや出社の選択が可能です。私も子供の都合などで月1出社になってしまうこともありましたが、そのくらい、いい意味で緩いです。
さいごに
イオンネクストはまだスタートしたばかりの戦略的事業会社です。「ネット専用スーパー」という業態のため、当然最新テクノロジーを追うこともありますが、エンジニアであるからこそ新しい発見もきっとあると思います。
まだまだ人が足りないので、少しでも興味があればお気軽にご連絡ください。ぜひ一緒に働いてくれる方を募集しています。
※掲載している所属・役職・肩書きおよび各種情報は、記事公開時点のものです。

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