
CTOが若手エンジニアに伝えたいことは「課題を解決する情熱」と「成功体験」 | AEON TECH HUB開催レポート Session#3
2024/6/18
この記事に登場している人
山﨑 賢
Ken Yamazaki
イオン株式会社 CTO 兼 イオンスマートテクノロジー株式会社 取締役 CTO
新卒で大手SIerに入社。その後、Yahoo! JAPANへ転職し数々の新規サービスの立ち上げに携わる。リクルートに入社。大規模サービスの開発責任者を兼任。ゼネラルマネージャーとして組織マネジメントを実施。
その後、複数のベンチャー企業CTOを経て2023年より現職。イオングループ全体を統括するイオン株式会社のCTOとして従事。
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)理事。
今村 雅幸
Masayuki Imamura
株式会社BuySell Technologies 取締役CTO
2006年ヤフー株式会社に入社。Yahoo! FASHIONやX BRANDなどの新規事業開発に従事。2009年株式会社VASILYを創業し、取締役CTOに就任。CTOとして200万人以上が利用するプロダクト開発やエンジニアリング組織をリード。2017年にVASILYをZOZOに売却。会社統合とともに2018年4月、ZOZOテクノロジーズの執行役員に就任。CTOとしてZOZOのプロダクト開発やエンジニア採用・教育・評価などのエンジニアリング組織マネジメント、情報システム、セキュリティリスクマネジメントなど、幅広くDXを推進。2021年4月 BuySell Technologies 取締役CTOに就任。日本CTO協会理事としても活動を行う。
山崎 聡
Satoshi Yamazaki
エムスリー株式会社 取締役CTO / VPoP
エムスリーテクノロジーズ株式会社 代表取締役
大学院博士過程中退後、ベンチャー企業、フリーランスを経て、2006年、臨床研究を手がけるメビックスに入社。2009年、メビックスのエムスリーグループ入り以降、エムスリーグループ内で主にプロダクトマネジメントを担当する。2017年からVPoE。2018年からエムスリー執行役員。2020年からはエンジニアリンググループに加えて、マルチデバイスプラットフォームグループとデザイングループも統括。2020年より初代CDOに就任。2022年よりCTO兼VPoP。2023年より取締役。2024年よりエムスリーテクノロジーズ株式会社代表取締役。
池田 健人
Kento Ikeda
株式会社GENDA Platform Engineering部 部長
株式会社ZINE 取締役CTO
合同会社BrightFlow 代表社員
AEON TECH HUBのイベント企画・運営を担当。2011年にヤフー株式会社に入社。Yahoo!ニュース トピックス等のリプレイスや開発・保守運用を担当。その後、マネジメントや新規本部の開発組織立ち上げを行う。2019年に株式会社ZOZOテクノロジーズ(現 株式会社ZOZO)に入社しCTO室やZOZO CSIRTの設立に携わり、エンジニア採用や教育など幅広くエンジニアリング組織のマネジメントを行う。現在は株式会社GENDAでPlatform Engineering部 部長としてEM、SRE/インフラ、QA組織を率いながら、株式会社ZINE 取締役CTOに就任。AWS Community Builder(Front-End Web & Mobile領域)に2021年から継続して採択される。AWS User Group Leaders。Amplify Japan User Group 運営メンバー。一般社団法人 日本CTO協会 個人会員・スタッフ(プロボノ)。NPO法人CancerWith 理事。合同会社BrightFlow 代表社員。
株式会社BuySell Technologies 取締役CTO
2006年ヤフー株式会社に入社。Yahoo! FASHIONやX BRANDなどの新規事業開発に従事。2009年株式会社VASILYを創業し、取締役CTOに就任。CTOとして200万人以上が利用するプロダクト開発やエンジニアリング組織をリード。2017年にVASILYをZOZOに売却。会社統合とともに2018年4月、ZOZOテクノロジーズの執行役員に就任。CTOとしてZOZOのプロダクト開発やエンジニア採用・教育・評価などのエンジニアリング組織マネジメント、情報システム、セキュリティリスクマネジメントなど、幅広くDXを推進。2021年4月 BuySell Technologies 取締役CTOに就任。日本CTO協会理事としても活動を行う。
エムスリー株式会社 取締役CTO / VPoP
エムスリーテクノロジーズ株式会社 代表取締役
大学院博士過程中退後、ベンチャー企業、フリーランスを経て、2006年、臨床研究を手がけるメビックスに入社。2009年、メビックスのエムスリーグループ入り以降、エムスリーグループ内で主にプロダクトマネジメントを担当する。2017年からVPoE。2018年からエムスリー執行役員。2020年からはエンジニアリンググループに加えて、マルチデバイスプラットフォームグループとデザイングループも統括。2020年より初代CDOに就任。2022年よりCTO兼VPoP。2023年より取締役。2024年よりエムスリーテクノロジーズ株式会社代表取締役。
株式会社GENDA Platform Engineering部 部長
株式会社ZINE 取締役CTO
合同会社BrightFlow 代表社員
AEON TECH HUBのイベント企画・運営を担当。2011年にヤフー株式会社に入社。Yahoo!ニュース トピックス等のリプレイスや開発・保守運用を担当。その後、マネジメントや新規本部の開発組織立ち上げを行う。2019年に株式会社ZOZOテクノロジーズ(現 株式会社ZOZO)に入社しCTO室やZOZO CSIRTの設立に携わり、エンジニア採用や教育など幅広くエンジニアリング組織のマネジメントを行う。現在は株式会社GENDAでPlatform Engineering部 部長としてEM、SRE/インフラ、QA組織を率いながら、株式会社ZINE 取締役CTOに就任。AWS Community Builder(Front-End Web & Mobile領域)に2021年から継続して採択される。AWS User Group Leaders。Amplify Japan User Group 運営メンバー。一般社団法人 日本CTO協会 個人会員・スタッフ(プロボノ)。NPO法人CancerWith 理事。合同会社BrightFlow 代表社員。
「AEON TECH HUB」では、2024年2月に初のイベントを開催して以来、エンジニアやテクノロジーに関するさまざまなトピックを扱ってきました。第5回目は、各社のCTOが集まって語り合う座談会形式のイベントを2024年6月18日に開催しました。
今回のテーマは「技術で業界に変革を起こすためには」。多くの産業には業界特有の商慣習があり、既存のビジネスに変革をもたらすためには、IT・技術を融合させていくことが肝になります。小売・リユース・医療の各業界で活躍するCTOが、各社の技術で業界に変革を起こす取り組みや試行錯誤のリアル、現場目線のDXの勘所などについてディスカッションしました。
今回は全3回に分けてお届けする開催レポートの第3部であり、パネルディスカッションパート 後半の様子をお伝えします。
登壇者LT/QAセッション
・業界に変革を起こす各社の取り組み
・セキュリティ対策はどのようにしているのか?
・生成AIで注目している機能や事例は? など
エムスリー、BuySell Technologies、イオンのCTO3名が語る“CTO”の役割とコミットすべきこと | AEON TECH HUB開催レポート Session#2
パネルディスカッション 前編
・CTOとしての役割と今もっともコミットしていることは?
・それぞれのエンジニア組織で苦労している点、うまく行っている点は?
【目次】
パネルディスカッション 後編
AEON TECH HUB #5のCTO座談会で語り合ったパネルディスカッションの後編の様子をお届けします。
ディスカッションテーマ3:テック投資予算の確保の仕方はどうしている?

池田続いては「テック投資予算の確保の仕方はどうしている?」というテーマで話していきたいと思います。
今村これは私が書いたテーマです。事業会社ゆえに予算組みするときには、テクノロジー投資やエンジニアの人件費などを考えていくなかで、経営陣とグリップを握るための説明で工夫していることや、どのように予算を確保しているのかを皆さんにお聞きしたいですね。
山崎(聡)弊社で言うと、予算ありきの考え方ではなく「ROI文化」なんですね。つまり、基本的には一つひとつのアクションがどのくらいのROIを持っているかが重要で、リターンが大きれば大きいほどいいわけです。そのなかで、大きく3つの予算がありまして、1つはクラウドやSaaSといったソフトウェアの費用、2つ目は社員の人件費、3つ目は業務委託の人件費となっています。
1つ目のソフトウェアの予算決めに関しては、「内製でやった場合いくらかかるか」を算出しています。エンジニアの規模感によっては、オンプレで管理した方がコストを安く抑えられる場合もあるので、そうした観点から見ていきますが、現状はクラウドサービスを利用した方がいいという判断をしているので、「社員〇人分の人件費が削減できている」という見せ方で数値化し、経営陣に説明しています。
社員の人件費も、採用数が足りていない状況を鑑みると、予算はまだまだ青天井だと思っていますね。エムスリーという会社が存在する価値は、テクノロジーで解決できる課題が多いということでもあるので、そのためにはエンジニアが必要というのが必然的に言えるわけです。
業務委託の予算については、私の考えとして「正社員:業務委託 = 1:1」までだと思っているので、その範囲内で収まるようにしています。全体的に、売り上げの何%を投下するとかの話ではなく、R(Return)を最大化させるためのI(Investment)は何かという視点から考えるように心がけています。
今村DX推進のためにエンジニアを採用し、プロダクトを作って利益を生み出すことを掲げる企業が多いなか、予算に対してのリターンをあまりイメージできないと感じることもあります。そういった場合に、どのようにイメージさせた方がいいのでしょうか?
山崎(聡)弊社ではエンジニア採用や技術投資が、会社の成長にとって重要なことだと位置づけられており、「エンジニアを増やせば売り上げが上がる」と自信を持って言える状態を作れているのが、予算に対してのリターンをイメージさせる上で前提になると思っていますね。
山﨑(賢)小売業は「このガムを何個売ればいくら儲かる」という薄利多売のビジネスなので、とてもシビアにコストを見ています。イオンスマートテクノロジーではROIを意識していて、例えばiAEONをグループの各事業会社から使う場合に利用料を事業会社からいただく形になっています。そうなってくると、価値あるプロダクトを作らないと、イオングループの各事業会社は使ってくれないわけです。
そのため、予算を確保するという考え方よりも、Rを伸ばすための事業計画を緻密に立て、そこに対してエンジニアの人数を採用していく考え方を基本にしています。ただ、イオンはもともとテック企業ではなく、最近エンジニア組織の内製化に挑戦し始めたフェーズなので、現状では業務委託の力を借りている比率が非常に高くなっています。その比率を下げ、正社員の数を増やしていくことを見据えると、エンジニア採用の予算はかなりの青天井ですよね。
今村事業計画はビジネスサイドの人たちが作って推進していくのでしょうか?
山﨑(賢)ビジネスサイドが作りますが、各事業会社のニーズを拾いにいくのが多いですね。ニーズの先にはお客さまがいるわけで。それを集合知にし、共通化していくことで各事業会社に使ってもらった方が良かろうということで、エンジニアリソースを空けていっています。
山崎(聡)対価を得ているのは、すごく重要ですよね。“フリーミアムがもたらした罠”があると私は思っていて。無料で使えてしまうアプリやサービスが増えたことで「無料だからユーザーに使ってもらえているのか」、それとも「お金を払う価値を感じて使ってもらえているのか」が見えづらくなっていると感じています。
対価がついていたり、価格が設定されていたりするのは、プロダクトやエンジニアリングを磨いていく上ですごくいい指標になると考えています。
今村基本的にはROI指標をベースに、エンジニアも価値あるものを作れるようにすることが大前提になっていますよね。3〜5年スパンのような中長期の時間をかけて研究開発していく際にも予測できるインパクトは試算しているので、CTOとしてもそこをしっかりと説明していくことが大事だと思っています。
CTOによっては、あまりお金周りに関して気にしない人たちもいるので、登壇者の話した内容を参考にテック投資予算を考えてみるといいのではないでしょうか。
ディスカッションテーマ4:DXを推進していくときの事業部側の巻き込み方は?どんなことに気をつけている?

池田次は「DXを推進していくときの事業部側の巻き込み方で気をつけていることは何か」というテーマで、皆さんとディスカッションしていければと思います。
今村事業部をどのように巻き込めば、プロジェクトが成功するのかを考えることはとても大事なことで、実際に会議体やプロジェクトの回し方で意識していることがあれば意見をお聞きしたいです。
山崎(聡)まずはお互いがwin-winの関係性を作れていることが必要になってくるでしょう。
山﨑(賢)イオンの場合は小売なので、事業側の人はお店にいるわけです。店舗にいる人はITよりも、現場のオペレーションやスタッフの日々の動き方のところにノウハウを持っています。ネットスーパーで注文が入ったら、最も効率よく回れる集荷ルートを知っていたりと、現場の人にしかわからない“勘所”があるからこそ、エンジニアの脳内で考えたオペレーションはまず活きないんですよ。
なのでエンジニアは必ず現場のオペレーションをヒアリングしにいくようにしていますね。事業部側を巻き込むというよりは、現場のこだわりやプライドをいかに汲み取るかが肝になると思うんです。
また、現場の業務をひと通り理解し、同じ目線に立った上で、変えた方がいい部分については改善案を提案していくような会話に持っていくことも重要になるでしょう。現場のオペレーションやノウハウを全てシステム化してしまえば、だいぶ変なものが出来上がってしまうわけですし、「現場ニーズの吸い上げと変換」が、イオンでは一番重要なことだと言えますね。
イオンに入社して一番最初にやったのは、ネットスーパーの店舗業務を実際に体験するために、CTOという役職を隠してネットスーパーの集荷を2日間経験させてもらいました。これは自分にとっても、現場で働く人にしかわからないノウハウを知ることができた貴重な機会だったなと思っていて、やはり“神は現場に宿る”というのをあらためて感じるきっかけにもなりました。
山崎(聡)今の話を聞いていて、私達も感覚的には近いなと思いました。例えば、電子カルテの開発やクリニックの予約システムを開発するときに、エンジニアが現場に入り込むんですよ。我々、クリニックの医療スタッフ、患者が三方良しになることを意識しながら、開発を進めていくんです。
そのときに、エンジニアの空想で作ったシステムを持っていっても、現場では全く通用しなくて、現場の人が喉から手が出るくらい欲しくなるものを作りにいくことを念頭に置くようにしていますね。
今村うちの場合も、現場に行くことを推奨していますね。我々のプロダクトはiPadを想定した開発を行うのですが、iPadの画面をデザインしていると、当然ながらユーザーは手が空いている状態をイメージして作るわけですが、いざ現場に行ってみると、片手で違う操作をしながらiPadを操作していることに気づくんです。
そこは現場に行って初めてわかることで、実際の現場を見ずにUI/UXを作ってしまえば、使いづらいという声が上がるのは目に見えているわけですね。なので、エンジニアは極力現場に出向いて、ユーザーの動きを見るようにしています。
山崎(聡)医療系で働く人は、今までずっとやってきたオペレーションがあるので、そこに対して予約システムを入れようとすれば、少なからず抵抗感を持ってしまいます。そのため、可能な限り現場に寄り添いつつも、システムを入れたことで業務が楽になるという気づきを与えるというか、「こうやればよかったのね」というところまで持っていかないといけない。そこがすごく大事だし、大変なことでもあります。
今村事業部側の業務がより便利になるというのをどのように想像させるかということですよね。
山崎(聡)まさしくそうで、現場に入って意見交換していくなかで、「これってもっとこうできないですかね?」などの提案をし、気づきを与えることで「システムで解決してほしい」と言ってもらえるかがポイントになります。
医療現場の中でも、先進的なことに対して前向きに捉える人とそうでない人がいるので、まずはできるだけイノベーターをメインにプロダクトを持っていくようにしています。でも、イノベーターだけに閉じてしまうと、キャズムを越えられないので、そうではない人にもプロダクトの操作性や使い勝手を確認しにいくようにしていますね。
ディスカッションテーマ5:若いエンジニアに伝えたい金言は?

池田最後は「若いエンジニアに伝えたい金言は?」テーマに議論していければと思います。
山﨑(賢)この先エンジニアという職種が何年続くのかという思いから、このテーマを考えました。生成AIの台頭やプログラミングの義務教育化などの影響で、いずれはエンジニアの需要は平準化されていくと思うんですよ。そうなったときに今の若手エンジニアが40代〜50代になったとしても、市場価値を維持するためには何が必要なのかをCTOの皆さんと話せればと考えています。
私の考えとしては、先ほどのROIを意識する話に近いんですけど、20代〜30代のエンジニアは「ビジネスに対して貪欲にアウトカムを求めていけるか」が重要であり、そこの成果をどれだけやってこれたかどうかで、エンジニアとしての市場価値も上がっていくと思うんです。
若いエンジニアが新しい技術を身につけ、市場に次々と入ってくるので、人不足と言われているなかでも、いずれは飽和するタイミングが到来し、30代〜40代のエンジニアが20代のエンジニアに技術面で負けることも想定されるでしょう。
では我々が何を強みに戦えているかと言うと、エンジニア組織を構築したりとビジネスを最大化することにコミットしてきたからです。こうしたことからも、若手のエンジニアが技術だけではなくビジネスにも目を向けてもらうことで、将来の市場価値につながるきっかけになるのではというのが私の意見となります。
山崎(聡)個人的な意見としては、エンジニアという職種は古くは自動車のエンジニアがいたりと、その流れでソフトウェアエンジニアという職種が生まれてきたわけです。今後のことを考えてみると、もちろん稼ぎの部分は重要ですが、エンジニアならではの“プライスレスな楽しみ”もあると思っていて。
今の若手エンジニアの方には、人の困りごとを解決する情熱を持ち続けてほしいですね。歴史を振り返ると、車輪を開発した人が過去にいたことで、物を運ぶ苦労が劇的に改善されたわけです。「人の困りごとを解決することに喜びを感じる」というインパクトが大きいからこそ、ソフトウェアエンジニアは給料が高いと思うので、人を助ける尊さに若手のエンジニアは気づいてほしいと感じています。
今村去年と今で違うのは、生成AIの圧倒的な進化でしょう。これからも我々の想像を超えるくらい、生成AIは発展を遂げると思っています。そうなったときに、エンジニアは知的好奇心を持つ人が多いと思うので、「今の時代の潮流をとらえること」を若手のエンジニアには意識してほしいですね。
昔はWebアプリケーションやクラウドでしたが、ここ最近は間違いなく生成AIなので、時代のトレンドに合った技術を活用して事業貢献していく発想は忘れないでいてほしいですし、生成AIを自分ごと化してどう活用できるかを考えることが大切になるのではないでしょうか。
池田プログラミングとかだと、コンテンツも増えていて、若い人も学ぶ機会が多いと思うのですが、事業貢献は会社の仕事として経験しないと経験値が積めません。その点において、CTOのお立場である皆さんが若手に事業貢献の機会を提供するための取り組みがあれば教えてください。
山﨑(賢)「エンジニアだったらこういうことができる」というテーマしか存在していないので、DXを推進する企業で働くのがいいのではないでしょうか。
山崎(聡)自分が工夫をして作ったものが、認められて評価される。その繰り返しに尽きるのではと考えています。
池田価値あるものを作り、正しく評価されるということですかね?
山崎(聡)そうですね。ユーザーに喜んで使ってもらえたら、自分の自信にもつながりますし。
山﨑(賢)「自分の作ったものがどう使われているのか」というフィードバックを、エンジニアには求めるじゃないですか。そういう観点では、DX企業だとクライアントと近いので、顔が見えて手触り感のあるユーザーに価値を届けることができれば、いいエンジニアに育っていくと思いますね。
山崎(聡)CTOは必ず経営陣に認められ、成果を出している人なので、それをユーザーに価値を届けることができるのは重要なことだと言えるでしょう。

イオンが主催するAEON TECH HUB #5、今回はCTO座談会として「技術で業界に変革を起こすためには」という話題をテーマにさせていただきました!今後も、様々なテーマを取り上げていきますのでAEON TECH HUBをよろしくお願いします。
AEON TECH HUB #5開催レポートのその他記事もございますので、ぜひご覧ください。
登壇者LT/QAセッション
・業界に変革を起こす各社の取り組み
・セキュリティ対策はどのようにしているのか?
・生成AIで注目している機能や事例は? など
エムスリー、BuySell Technologies、イオンのCTO3名が語る“CTO”の役割とコミットすべきこと | AEON TECH HUB開催レポート Session#2
パネルディスカッション 前編
・CTOとしての役割と今もっともコミットしていることは?
・それぞれのエンジニア組織で苦労している点、うまく行っている点は?
イオングループでは、一緒に変革に挑んでくれる方を募集中です。カジュアル面談も実施しておりますので、少しでも気になった方はお気軽にご連絡ください。まずはざっくばらんにお話しましょう。
※掲載している所属・役職・肩書きおよび各種情報は、記事公開時点のものです。
NEW

インタビュー
2026/10/08
正解がないから面白い。MAU600万の巨大アプリ「iAEON」を育てる、ビジネスと開発の橋渡し役“PO-Px”のリアル
NEW

インタビュー
2026/10/05
文系出身ながら「POSのスペシャリストを目指す」——新卒入社4年目の社員が語る、イオンのレジ開発が面白い理由

インタビュー
2026/7/28
AI活用が進化する未来に、エンジニアは“なぜ作るのか”を問う ──イオン株式会社執行役デジタル担当・太田卓也氏が描く、小売の変化とデジタル戦略

入社・在籍エントリ
2026/7/23
【入社エントリ】東大・リクルートを経てイオンに入社した理由は 10兆円規模のデータ基盤を設計から変えられるから
イベント情報
人気の記事

イベントレポート
2026/2/5
データ基盤に銀の弾丸はない──ASTが“Google 検索×自社データ”で現場の200時間を取り戻すまで

インタビュー
2026/2/24
「現場のスピード」と「コストの壁」をどう突破するか──イオンの店舗向け業務システムSmartHHTが選んだ、データ基盤"いいとこ取り"の再構築とは?

インタビュー
2026/2/10
価格の最適化で小売の収益構造を変える──イオンが挑む「スマートプライシング」とは

インタビュー
2025/10/7
イオンの従業員向けAIプロダクト「Query Vision(クエリビジョン)」──開発ストーリーと社会実装のリアル

インタビュー
2026/4/23
