
この記事に登場している人
山﨑 賢
Ken Yamazaki
イオン株式会社 CTO 兼 イオンスマートテクノロジー株式会社 取締役 CTO
新卒で大手SIerに入社。その後、Yahoo! JAPANへ転職し数々の新規サービスの立ち上げに携わる。リクルートに入社。大規模サービスの開発責任者を兼任。ゼネラルマネージャーとして組織マネジメントを実施。
その後、複数のベンチャー企業CTOを経て2023年より現職。イオングループ全体を統括するイオン株式会社のCTOとして従事。
一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)理事。
齋藤 光
Hikaru Saito
イオンスマートテクノロジー株式会社 Developer Enablementディビジョン ディレクター
SIer2社を経た後、ネット系金融会社でインフラ/運用部門責任者やプロダクトマネージャーを経験。その後、小売業で全社共通プライベートクラウド基盤の設計・構築・運用に携わった後に2022年5月にイオンスマートテクノロジーへ入社。
林 如弥
Yukiya Hayashi
イオンスマートテクノロジー株式会社 Developer Enablementディビジョン SREユニット SREチーム
新人時代はSIerのネットワークエンジニアとして金融系のプロジェクトでハードワークを経験し、事業会社のインフラエンジニアやSREとしての経験を積んで2024年03月よりASTへジョイン。
イオングループは、2026年1月31日(土)に中野セントラルパークで開催されたテックカンファレンス「SRE Kaigi 2026」にダイヤモンドスポンサーとして参加しました。
本記事では、イオンが初めてカンファレンスへのスポンサードに挑戦した背景や想い、プロジェクト立ち上げからの準備、そしてブース出展や登壇を通して得た参加メンバーのリアルな声と手応えをお届けします。
【目次】
初めてのカンファレンス協賛へ。CTOとSRE立ち上げメンバーが語る出展の目的
テックカンファレンスへの初協賛にあたり、なぜ数あるイベントの中から「SRE Kaigi 2026」を選んだのでしょうか。そして、ダイヤモンドスポンサーとして参加した狙いはどこにあったのでしょうか。イオン株式会社 CTOの山﨑と、イオンスマートテクノロジー DevSecOpsディビジョン ディレクターでありSRE立ち上げメンバーの齋藤光に聞きました。
山﨑イオンとしてエンジニア向けの広報活動をしていく中で、カンファレンスへのスポンサードはいつか挑戦してみたいと考えていました。様々なカンファレンスがあるなかでも、イオンスマートテクノロジーのSREメンバーは日頃からイベント登壇やCfPへのエントリーなど外部発信に積極的であり、イオングループとしてもSREは積極採用しているポジションでもあるため、非常に相性がよいと感じていました。
これまで発信してきた素地を活かし、SRE界隈でより多くの方に「イオンにもSREがいる」ということを知っていただくためにスポンサードを決断。 また、スポンサードするのであれば、登壇とブース出展の両方が必要だと考えていました。エンジニアの方々の「認知」をさらに高めるため、登壇で取り組みを知っていただくだけでなく、参加者の皆さんと個別に会話ができるダイヤモンドスポンサーとしてのスポンサードを選びました。
齋藤テックカンファレンスへのスポンサードは、これまでのイオンの技術広報活動で実現できていなかったことでした。しかし、スポンサーをするからには単なる自社の技術広報にとどまらず、「その領域・分野を会社として応援する」という強い意味合いを込める必要があると考えていました。
SREは弊社の技術広報の中でも活発な分野であり、「一丁目一番地」です。参加しない理由はありませんでした。出展にあたっては、ブースを構え、参加者の皆様と直接交流する場を作ることを何より重視しました。

プロジェクトの始まりと、出展に込めた想いとは?
イオンにとって初めての試みとなったテックカンファレンス出展。前例のない中でプロジェクトを牽引したコアメンバーたちは、どのような想いで準備を進め、参加者にメッセージを届けようとしたのでしょうか。中心となって動いたSREチームの林(もりはや)と齋藤に話を聞きました。
林(もりはや)プロジェクトのキックオフは、2025年10月28日。イオンスマートテクノロジーとイオンネクストから総勢11名のメンバーが企画段階から協力をしてくれました。イオンとしては初めてのテックカンファレンスへの出展ということもあり、気合い入りまくりでした!私としては、今回はスポンサー出展もしているため、多くのSREsに「イオンもSREやっていますよ!」と知ってもらいたいと考えていました。
準備を進める中で、ブースに設置するアンケートボードを家族と手作りしたのも良い思い出です。また、ブース資材の調達など、IT部門以外の社内メンバーからも多大な支援をいただき、普段とは違うコミュニケーションが生まれたことでイベントに向けた熱量がどんどん高まっていきました。
出展の根底にあったのは、日々実践しているSREのナレッジや課題感を共有・アップデートし、各社で活躍されているSREの方々と直接お会いして、意見と熱量を交換したいという強い想いです。

▲ブースに来た方とのコミュニケーションツールとして作成した「アンケートボード」
齋藤私は「歴史を作る」という気概で、主に登壇内容のディレクションに力を入れていました。
イベントに向けた熱量が高まっていたのは、登壇メンバーの川田・久保の2人だけではありません。プロジェクトメンバーたちもそれぞれが熱い想いを胸に、日々の準備に奔走していました。


▲イオンスマートテクノロジー SREの川田、フロントエンド開発チーム エンジニアの久保は登壇の役目もあった。
メンバーからは、イオンの内部事情やエンジニアリング組織の魅力を直接伝えたいという意気込みや、イオンスマートテクノロジー・イオンネクストといったグループ内の知名度を向上させたいという声が多くあがりました。また、iAEONやGreen Beansなどの具体的なサービスの宣伝を通じて、組織に興味を持ってくれる人を増やしたいといった、認知拡大を目指す声もありました。
さらに、カンファレンスへの参加を通じてSREの知見を深めたい、社外のエンジニアとの交流を通して人脈を広げたいといった、自身の成長や学びに対する高いモチベーションも共有され、チーム一丸となってイベント当日を迎えました。
参加者との対話から得た手応えと気づき
イベント当日は土曜日開催ということもあり、現役エンジニアだけでなく、学生など幅広い層の方々が参加していました。会場内にはたこ焼きなどの屋台も出ており、お祭り感のある非常に活気にあふれた空間で、メンバーからは「わいわいガヤガヤとした雰囲気で、気軽に話かけていただき緊張する暇がなかった」といった声もありました。
そんな熱気の中、イオンブースでは参加者とのどのようなやり取りがあったのでしょうか。ブースでの印象的な出来事と、実際に運営してみて感じた手応えや想定外の出来事をまとめました。
印象的な出来事
「イオンでブース出してるんですね!」「イオン(AST)にSREチームがあるんだ!」と驚かれる方が多くいらっしゃいました(林、岩崎、川田)
アンケートで「身近な存在」という回答がトップクラスに多く、そんな身近なイオンがエンジニアを募集していることに興味を持ってくださる方が多くいました。(太田)
小売業の他社のSRE担当者と課題感を共有できたことや、就職活動中の学生さんに興味を持っていただけたことなど、実りある会話が生まれました。(林、川田)
想定と違った点/手応え
手応え
参加者の導線にちょうどブースがあったため、多くの方に立ち止まっていただけました(坂井)
手作りのアンケートボードがイオンとの繋がりを感じてもらいつつ、会話のタネにもなり大成功でした(久保、林)
改善点
ブース来場者が想定以上だったため、名刺が途中で切れたり、配布物が一部欠品になってしまいました(林、太田、篠田)
SRE Kaigi限定の割引クーポンなど、後から用意しておけばよかったと気が付くものがいくつかあった(林)

▲イベント用に準備した「AEON TECH HUBステッカー」「Green Beansトラックのキーホルダー」

▲その他、用意した制作物たちの一部
出展を通して見えた成果と、次なる挑戦への意気込み
初めてのテックカンファレンス協賛を終え、プロジェクトメンバーたちはどのような成果を感じたのでしょうか。そこには「ブース出展」というリアルな場だからこそ得られた貴重な気づきがありました。
今回の参加で得たこと・気づき
熱量の交換。これに尽きると思います。オンラインでは不可能な人との出会いと対面による会話、そして熱量の交換を得られました。また、少ないながら参加したセッションのナレッジも得るものが多く有益でした(林)
登壇の反響を見ていると「あのイオンがスポンサーか」というコメントがちょこちょこ聞こえてきました。日本屈指の大企業であるイオンが、いいエンジニアがいる、いいチームである、という印象を持ってもらう第一歩だったなと実感しました。(久保)
思った以上にイオンによい印象を持っている人が多く感じました。エンジニアリング文化があることが伝えられたらもっと採用に繋がると思いました(太田)

さらに、後日主催者サイドから共有いただいた来場者アンケートでは、なんと「印象に残ったスポンサーブース1位」を獲得していることが判明!
CTOの山﨑も「やっぱチャレンジするもんですね!得るものが想定より大きかった」と喜びをこぼしていました。
人との出会いが教えてくれた「発信し続ける」理由
イオングループにとって初スポンサードとなったSRE Kaigi 2026への挑戦は、参加者の皆様からも、ブース運営に協力してくれた社内メンバーからも非常にポジティブな反響を得る結果となりました。
2社合同ブースという難しさもありましたが、手伝ってくれたエンジニア同士の交流も生まれ、登壇やブース出展以上の何かを得られたように思います。何よりも、色々なエンジニアさんと直接会って話ができるというのが最高に楽しく、みんな当日はいい顔をしていました。
今回はSREでしたが、イオングループにはまだまだ外部発信しきれていないことが、山程あります。このの経験と皆様と交わした熱量を糧に、DevRel・技術広報チームとしても、イオンのエンジニアリング組織の魅力をさらに力強く発信し続けていきたいと思います!
イオングループでは一緒に変革に挑んでくれる方を募集中です。
どんなことをしているのか気になる方は、お気軽にご連絡ください。カジュアル面談も実施しておりますので、まずはざっくばらんにお話しましょう!
※掲載している所属・役職・肩書きおよび各種情報は、記事公開時点のものです。
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