
この記事に登場している人
約60万人が働くイオングループ。その中には、様々な個性をもった人々が集っています。同じ会社の中でも、チームによってカラーが変わることも。
この記事では「チーム」に焦点をあて、組織、メンバー構成、チームのミッション・ビジョン・バリュー、実際に取り組んでいる技術イシューやプロジェクトなどを紹介していきます。
今回はイオンスマートテクノロジーのフロントエンド開発チーム(iAEON)です。
【目次】
組織について

フロントエンド開発チーム(iAEON)は、組織的に「iAEON開発ユニット」という括りで動いており、AEONグループトータルアプリとしてお客さまに提供するiAEONアプリの開発に取り組んでいます。
開発手法にスクラムを採用しているためスクラムマスターと開発チームがそれぞれ3組。チーム横断で品質を担保するQA担当。ビジネス、開発の各メンバーから成るPO(プロダクトオーナー)で構成されています。リクエストは全社ALLでいつでも誰でも追加してチェックできる統合バックログを用意し、毎週PBI(プロダクトバックログアイテム)の優先順位を見直しながら2WeekのSprintを回しています。
チーム構成
内製開発
・PO/PO-px:11名(ビジネス6名、開発5名)
・スクラムマスター:3名
・エンジニア:17名
・QA:1名
関連するグループ内事業会社
・イオンマーケティング、イオンフィナンシャルサービス、イオンリテール etc..
このチームのエンジニアは、全員中途入社でここ2年で集まったメンバー。フロント / バック専任というチーム分けをしておらず、実施するPBIはどのチームでも着手可能、自然とフルスタックに成長できる環境です。
年齢層は30代前半から50代までおり、各々が前職で主要人物として働いていた経験を活かし、お互い得意な技術領域をリードをすることで教え合う文化が定着しています。
子育てまっさかりのメンバーも多く、日中にプライベートのイベントが割り込むこともありますが、リモート中心+スーパーフレックスという働き方なので、時間を調整して臨機応変に対応することができます。
フロントエンド開発チーム(iAEON)のミッション・ビジョン・バリュー
ミッション
iAEONアプリを専属で開発するチームとして2つのミッションを掲げています。
「トータルアプリ」としてお客さまの利便性を追求できるプロダクト開発を⾏う
アプリ連携を推進するとともに、事業会社アプリの統合・吸収の⼟台を提供し、グループアプリの数を減らす
企業の「トータルアプリ」は、特に作り手の想いが先行しがちなので、お客さまの価値を最優先に考えたサービス提供を心がけています。
ビジョン
「お客さまのお困りごとを解決するアプリに仕立てる」過程で、ただ言われたものを作るのではなく、内製チーム全員が能動的に考え抜いてプロダクトを成長させるスタンスで臨むことをビジョンとしています。
「 お客さまに提供すべき価値は何か?」「それはどんなシチュエーションで、何が嬉しいのか?」を仮説検証し、UX / CXを継続的に改善して、よりフィットさせたいと考えています。
バリュー
心理的安全性全開でいこう!
レトロで改善点をあげ、次のSprintは今より前進しよう!
何でもどんどん試そう!
プロダクトを自分のものにしよう!
iAEONアプリは、超短期の開発で外部パートナーに依頼して生まれたプロダクトです。その後、内製チームを立ち上げ、開発の主導権を取り戻した過去の経緯があるので、実装を理解し、スクラムを適用し、社内の進め方を整備し、価値を届けるスタンスを当たり前にしていきたいと考えています。
ここまで2年弱のスクラムを継続し、人数もそろい、マインドも定着し始め、出来ることが増えてきました。これからは、よりMVVを体現していくフェーズです。
今、取り組んでいるプロジェクト・イシュー
まずは、キラーコンテンツの磨き込み
お客さまのお買い物をオトクにする値割引クーポン、地球にやさしいレシートレス、株主の方がちょっとホッとできるラウンジ予約、貯めても使っても便利なWAON POINT、キャッシュレス決済に欠かせないAEON Pay、イオングループが提供するさまざまなサービスへのスマートなアテンド
次に、安定した品質
いつでも、どんな時でも、当たり前のように使える。オンラインでも、店舗ご来店のときも、どんな年齢の方でも迷わずに使える。他のアプリより少し古いスマホでもちゃんと動く
この先必要になるウキウキするような基本機能の実装
トータルアプリの宿命である「使わない機能だらけ」「どれから使って良いか分からない」に対して、前向きな回避策の実装。お客さまが使いたい機能をチョイスして、自分だけのアプリに育てられる
3年目を終えた今、未来への備え
安定≒枯れを通り越して朽ち果てそうな実装の入れ替えとイチから自分たちで考えた設計。内製チーム由来の開発プロセス適用と効率のよい運用プロセスの具現化
真のトータルアプリに必要な仕組みの実現
日々のご利用を通して獲得した様々なデータをお客さまの”使い勝手”にフィードバック。意にそぐわないレコメンドではなく、本当に必要な時に相談にのれる、アドバイスを提供できるアプリ
技術スタック

iAEONはバックエンドにAzureを使い、日々の大規模なトラフィックをなめらかにさばいています。現在はお買い物ピーク時にアクセスが集中する傾向なので、分散設計された各サービスが必要に応じてスケールする設計にしています。
フロントはハイブリッドフレームワークでベース部分を実装し、変化の大きいサービス部分はWebの技術で作り込めるようになっています。
リリースは月に1回、第一水曜日と定期スケジュールなため、CI/CDを作り込み、自動テストを回し、いつでもビルドできる環境にしています。サービス提供後の状態はNewRelicでフロントからバックエンドまでシームレスにチェックできるようになっており、思わぬボトルネックの発見や対向サービスの遅延など、問題となっている箇所をいち早くみつけ、原因究明できる仕組みを導入しています。
カルチャー


リモートとフレックス制度を導入し、心理的安全性を確保した働きやすい環境です。内製チームには外部パートナーさんもいますが、プロパーとの役割分担は特になく、エンジニアは能動的に動けるようにしています。
全員集まると25〜30名ぐらいになるので、八重洲近郊だと気軽にお店に入れないのが最近の悩み。SprintReview+Retrospectiveの後、チーム毎で呑みにいっていたりもします。
(開発チームは、海浜幕張駅にあるイオンタワー以外に、東京・京橋駅にある「We Work東京ガーデンスクエア」も拠点としています)
本格的な内製チームとしては初、しかも本格的なスクラム適用に取り組んできたため、初代スクラムマスターのこれまでの苦労が膨大なドキュメントとして財産化しており、社内のビジネス部門、グループ内の開発会社、社外向けの登壇イベントなどで成功体験を共有しています。(スクラムマスター・翁長)
iAEONはおかげさまで3周年を迎え、ダウンロード数も1,000万を突破しました。利用拡大に伴い、当初想定していたお客さまの利用状況にも変化が現れ、作り手としても新しい工夫でサービスの安定化を考えるフェーズになってきています。気軽に止められない、もし止まってしまうと不便な時間を生み出してしまいかねないサービスであることを意識して、これまでの経験と持てる知識をフル活用し、安心してご利用いただけるアプリを目指しています。(フロントエンド開発チームエンジニア・范)
チームの実績
プロジェクト・機能リリース
「iAEON」3周年のキャンペーン開催、ハローキティとコラボ
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1617365.html
イオン、「電子レシート」開始 スマホで買物履歴
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1541211.html
イオン、全国で電子レシート導入 約4000店
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1599984.html
イベント登壇
1000万DL人を支えるiAEONアプリ:完全停止を防ぐ耐障害性の設計
イオングループでは一緒に変革に挑んでくれる方を募集中です。
どんなことをしているのか気になる方は、お気軽にご連絡ください。カジュアル面談も実施しておりますので、まずはざっくばらんにお話しましょう!
※掲載している所属・役職・肩書きおよび各種情報は、記事公開時点のものです。
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