このチームについて

イオンネクスト株式会社 ユーザーサポートグループ ITオペレーションチームは、「エッジインフラのサポートを担い、現場の物理的なIT課題を解決するチーム」です。
Web上の問い合わせを切り分ける一次受け(ヘルプデスクやCREチームなど)から連携されたインシデントに対し、二次受けとして現場での物理的な対応を実行しています。チームは誉田(ホンダ)拠点に3名、八王子拠点に2名、そしてすべての拠点と本社を横断して対応するマネージャーで構成されています。また、誉田を拠点とする業務委託のメンバーも1名おり、週1回の本社対応も担っています。
チームの特徴と役割
ITインフラはいわば「水道や電気」のようなものです。
蛇口を開ければ水が出る、スイッチを入れれば電気がつく——それと同様に、デバイスを立ち上げればネットワークにつながり、端末が手元に届いたときにはすぐに使える状態になっている。そんな「当たり前の状態」をつくりあげ、維持し続けることがITオペレーションチームの役割です。
目立つことのない仕事かもしれません。しかし、この「当たり前」が滞りなく機能するからこそ、現場のメンバーが本来の業務に集中でき、お客さまへ確実に商品を届けることができます。ITオペレーションチームは、まさにその土台を支えています。
チームで目指しているビジョン
「CFCを止めない」
イオンネクストのビジネスにおいて、CFC(顧客フルフィルメントセンター)は「核」となる存在です。マーケティングがどれほど多くのお客さまを集め、商品部がどれほど素晴らしい品揃えを揃えても、CFCのオペレーションが一瞬でも止まれば、お客さまへ商品を届けることはできなくなります。
CFCは24時間365日稼働しており、ゴールデンウィークやお盆、年末年始も例外ではありません。チームではリペア室(修理対応スペース)を3日以上連続して空けないことをチーム全体のコミットメントとしており、長期連休の際には年間スケジュールを見直しながら、誰かが必ず現場をカバーできる体制を維持しています。
物流の根幹を担うインフラを守ることで、イオンネクストがお客さまへ価値を届け続けられる——その責任をチーム全員が共通の意識として持ち続けています。

チームの仕事と業務内容
主な担当業務
本社や営業所、CFCなど、全拠点の端末管理とサポートを担っています。主な業務内容は以下の通りです。
・端末の故障対応・修理:PCやRF端末(無線ハンディターミナル)の不具合連絡を受け、回収・修理・交換対応を行います
・備品管理:PCやRF端末、タブレット、ネットワーク機器のアセット管理も実施しています
・新規端末のキッティング:入社対応や端末更新に伴い、セキュリティ設定・アプリ導入・MDMプロファイル適用などを実施します
・ネットワーク・インフラ作業:現場でのLANケーブルの配線や、Wi-FiのSSID設定など、物理的なインフラ整備を担当します
・外部SaaSの評価・導入支援:各部門からの相談に応じて提案企業の打ち合わせに同席し、自社環境への適合性を技術的観点から検討・助言します
依頼の受け付け方
依頼の入り口はさまざまです。JIRAへのチケット起票、本社でのカジュアルな声がけ、CFCオペレーションチームとの隔週定例ミーティングの中で挙がるリクエストなど、状況に応じて柔軟に対応しています。依頼側からは「ボタン一つで端末が準備される」ように見える裏側で、確実に現場が回るよう多岐にわたる実務を行っています。
定期業務のサイクル

最近の取り組み・成果
① 工数管理システムの導入支援(CFC向けタブレット・スキャナーのキッティング)
CFCオペレーションチームが業務効率化のために導入した工数管理システムを構築するにあたり、ITオペレーションチームはタブレットとスキャナーの調達・キッティングを担当しました。MDM(モバイルデバイス管理)のプロファイルをタブレットに適用し、工数管理システムのみ利用可能な状態に設定した上で現場へ展開しています。
物さえ届けばキッティングは一瞬で終わる」と思われがちですが、用途・利用者・権限に応じた丁寧な設定と管理こそが、ITオペレーションチームの価値です。(ITオペレーションチーム・マネージャー・鈴木裕)
② Mac貸し出し運用の立ち上げ
これまでMacをBYOD(個人端末持ち込み)で利用していたエンジニアやマーケターの方々に対し、会社としてリース端末を整備・貸し出す運用を新たに構築しました。ITセキュリティ面でも安心な環境を整えるとともに、入社後にすぐ業務へ集中できる体制をつくり上げています。
③ ピッキング作業の映像確認システム(カメラ16台の設置・運用)
お客さまへの商品お届けにおけるミスの原因を特定・分析するため、CFCのピッキングステーション全体にカメラ16台を設置しました。注文番号とSKUから該当のピッキング時の動画に直接ジャンプできる仕組みを商品部と協力して構築しています。
この取り組みで実現したこと:
・「入れ忘れたのか、入れた上でなくなったのか、配送中に起きたのか」という問題の所在を映像で確認できるようになった
・入荷バースの空き状況確認に既存のセキュリティカメラを転用し、外からのトラック位置まで把握できる体制を実現
・撤去した暫定カメラを「乗り物が柱にぶつかる問題」の原因分析やトートのエラーレーン監視に再活用
「要望を聞いて、今ある手駒でどう実現するか」という発想が、こうした連鎖的な改善を生み出しています。
これからのチャレンジ
① 八王子CFCの本格稼働に向けた準備
現在チームとして最も注力しているのが、八王子CFCの立ち上げに向けたITオペレーションの準備です。八王子拠点は既存の誉田拠点とは異なるネットワーク構成となるため、端末ごとの証明書払い出しをバッチで自動セットアップできる仕組みなどを新たに整備しています。
稼働に向けたスケジュールは非常にダイナミックで、多くのマイルストーンが連続しています。
・3月:冷蔵・冷凍庫の冷やし込み開始
・5月:ソーラーパネル設置に伴う停電対応
・6月:体験型施設「Green Beans Park(グリーンビーンズパーク)」オープン対応
・7月:イオンネクストデリバリー(AND)事務所の工場棟→商業棟への無停止移設
・秋頃:八王子CFC本格稼働
② 複数拠点を横断するオペレーション体制の構築
誉田・八王子に続き、久喜宮代CFCの開設も予定されており、拠点数はさらに増えていきます。これまで誉田のリペア室を中心に担ってきた業務を複数拠点に分散させていく中で、「各拠点の個人の能力に依存するだけでなく、拠点間でのコラボレーションによってより良いオペレーションサポートを生み出せないか」というのが、チームの直近の大きな課題です。
属人化を排し、拠点の壁を越えた連携と知見の共有によって、さらにレジリエントなITオペレーション体制を構築していくことが、次のステージに向けたチャレンジです。
チームの特徴・文化
大切にしている価値観
① 要望を鵜呑みにせず、課題の本質から考える
例えば「カメラを設置したい」という要望があれば、ただ機器を調達するのではなく、「なぜ見る必要があるのか」「既存の設備で代替できないか」「設置場所はどこが最適か」を考え、より効果的なソリューションを導き出します。限られたリソースや予算の中で、現場の課題を確実に解決していくための思考力と創意工夫が、このチームの持ち味です。
② 話しかけやすい雰囲気をつくる
現場から気軽に相談が上がってくることが、問題の早期発見・解決につながります。「そんなこともわからないのか」という空気が一瞬でも生まれれば、相談は止まり、やがて現場の自己解決や無断導入といったリスクにつながります。マネージャーは自らも現場に出向き、相談を一次で受け止めた上でメンバーへつなぐスタイルを貫いています。
③ 役職は「立場」であり、「上下」ではない
上下関係ではなく、対等な立場での対話を重視しています。この意識がチーム内外の風通しの良さを支えています。
チームのコミュニケーション

拠点間のGoogle Meetつなぎっぱなし運用は、物理的に離れたメンバー同士が「同じ部屋にいるような感覚」で声をかけ合えるチームならではの工夫です。
メンバー紹介
チームのバックグラウンドは多彩で、ヘルプデスク・サポートデスク出身のメンバーを中心に、元公務員など異業種出身のメンバー、小売の現場を知るメンバーも在籍しています。メンバーの平均年齢は32歳で、若手から経験豊富なベテランまで幅広い顔ぶれが揃っています。

チームマネージャーからのメッセージ
私たちが求めているのは、PCやRF端末に不調があった際、「なぜ悪いのか」を技術的な知見から推察できる方です。単なるヘルプデスクではなく、実際に物を触って動かしてきた実務経験があり、キッティングや配線といった物理的な作業を厭わずに楽しめる方をお待ちしています。最近はプログラミングやAIに注目が集まりがちですが、だからこそ現場の物理端末を確実に直して運用できるスキルは非常に貴重であり、とてもダイナミックでやりがいのある仕事だと思っています。(ITオペレーションチーム・マネージャー・鈴木裕)
メンバー紹介
2025年入社。前職の株式会社ベイシアでは、Microsoft 365の展開支援やPOSシステム運用・ハードウェア導入、ノーコードツールを活用した業務改善を担当。現場IT改善を得意としています。物流現場をITで改善できる環境に魅力を感じイオンネクストへ入社。現在はユーザーサポートグループ ITオペレーションチームに所属し、誉田CFCに常駐してPC・ハンディ端末・デリバリー端末の管理・キッティング・トラブル対応など現場IT運用を担当しています。(T. Y. )
2026年入社。前職の富士通株式会社では、クラウド基盤の構築・運用や業務効率化に従事してきました。物理ネットワーク構築や作業自動化を得意としています。20年以上住み慣れた八王子の地で、インフラの安定稼働と運用負荷の低減を目標に、地域の皆様のIT環境を支えることにやりがいを感じ入社を決意。現在はユーザーサポートグループ ITオペレーションチームに所属し、オープンを控えた八王子CFCのIT運用を担当しています。(I. K. )
2025年入社。前職では公務員として地域に関わる業務に従事後、SNS運用代行を経験。現場に近い視点でのコミュニケーションを大切にしています。現場に寄り添いながらIT基盤を支えられる環境、未経験からも挑戦できる点、そして子育てと両立しやすい環境・チームである点に魅力を感じ入社しました。現在はユーザーサポートグループ ITオペレーションチームに所属し、社内デバイスのキッティング・管理、問い合わせ対応、各拠点のIT環境の維持・運用を担当しています。(S. M. )
2025年入社。家電量販店でのPC・ネットワーク提案を起点に、通信・ケーブルテレビ事業でのテクニカルサポートやチームリーダーを経験。近年は社内IT基盤の運用(Linux・Windows Server・端末管理・パッチ運用など)を担当。インフラおよび端末運用を得意としています。新しい購入体験を支えるマーケットの可能性に魅力を感じ入社。現在はインフラおよび端末運用を中心に、安定した利用環境の維持と継続的な改善に取り組んでいます。(T. M. )
2026年入社。物流・卸、国内外のIT系企業、宇宙産業など多様な業種でデータセンター管理・社内SE・カスタマーサポートを経験し、情報システム部としてのキャリアを積んできました。前職を通じたつながりからオファーをいただいたことに加え、ベンチャーとしての気質のある企業にチャレンジしたいという思いから入社を決意。現在はユーザーサポートグループ ITオペレーションチームに所属し、八王子CFCのITオペレーション立ち上げに従事しています。(S. H. )
働く環境
出社・リモート
物理的な機器に触れる業務が中心のため、基本はフル出社です。ただし、ドキュメント整備やJIRAの改善作業など、物理対応を伴わない業務についてはリモートワークを選択できる柔軟さもあります。急な子どもの発熱など、メンバーのライフイベントにも声をかけ合って自然にフォローが生まれるチームカルチャーが根付いており、有給も取得しやすい環境です。
使用ツール・技術

メンバー
鈴木 裕
Hiroshi Suzuki
イオンネクスト株式会社 IT部 ITオペレーションチーム
Sireにて10年ほど設計・プログラミング・ハードウェア構成設計・ヘルプデスクなどを経験し、社内SEになるため転職。社内SEとして社内システム・PC・ネットワーク・セキュリティの構築および管理を実施。社内事情で携帯電話事業に携わり、アンテナ設置やスマホ販売戦略を経験し、再度社内SEとして転職。2024年1月より現職。
鶴藤 裕亮
Yusuke Tsurufuji
イオンネクスト株式会社 IT部 DevOpsグループ ITオペレーションチーム ITオペレーションリード
ex-株式会社ベイシア
新卒で株式会社ベイシアに入社。社内SE(M365サービスの社内展開支援&ノーコードツールを使用した運用改善、POSシステム運用&POS関連ハードウェアの導入支援)を担当。2025年7月より現職。
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