チームについて
イオンネクスト IT部 フロントエンドグループは、顧客体験と事業成果に直結するプロダクト改善・運用改善をリードするグループです。
「フロントエンド」という名称は、技術的なUI層を指すのではなく、「顧客に直接アクセスされるシステム領域」を意味しています。裏側でさまざまなエンジンが稼働していますが、このグループはお客さまが実際に触れるサービスの品質・機能・体験に責任を持ちます。
グループ内は以下の3チームで構成されています。

チームの仕事と業務内容
主な担当業務
フロントエンドグループの各チームが担う主な業務は以下の通りです。
CS・薬店チーム
CS部門向けシステム開発
CS部署が使うオペレーションツールの開発・改善を担います。2026年4月には独自開発のOMS(Order Management System)をリリースし、社内から高い評価を受けました。
薬店システムの運用・管理
オンラインで医薬品を販売するための問診システムの運用管理を行います。顧客がECサイト上で入力する問診票の設計・運用も守備範囲です。八王子CFC開設に伴う拠点拡張対応も現在進行中です。
CSオペレーションの業務改善
問い合わせ対応フローの最適化やナレッジ(FAQ・対応手順)の整備を通じ、応対品質と業務効率の継続的な改善を推進しています。
マーケティング・商品マスター管理チーム
ECサイト機能の改善・運用
顧客向けECサイトの機能改善や運用を担い、売上・CVR・継続率など事業KPIに直結する施策を推進しています。
マーケティング部門向け開発
マーケティング部が掲げる事業目標の達成を支援するシステム開発を担います。WAON POINT 施策のシステム化や、広告代理店との連携基盤構築など、事業KPIに直結する案件が並びます。
商品マスター管理システムの運用保守
商品データを一元管理するシステムの運用・保守を担当します。ECプラットフォームとの連携を含め、商品情報が正確に流通する仕組みを支えています。
リテールメディアチーム
リテールメディア・広告基盤の構築
EC上での広告配信プラットフォームの導入・運用を進めています。スポンサー企業との連携を通じ、新たな収益チャネルの確立を目指しています。
マーケティングツールの導入
営業・マーケティング活動を支援するSFAツールの導入を推進しています。
データ可視化基盤の刷新
現行のBIツールからより高度な分析基盤への移行を計画しており、AI対話型分析への対応も視野に入れています。
オウンドメディア環境の整備
自社メディアのコンテンツ管理基盤の構築・運用改善を行っています。
最近の取り組み・成果
① OMS(オーダーマネジメントシステム)の独自開発・リリース
CSチームが長年使用してきたZendeskは、多機能化とトラフィック増加により運用限界に近づいていました。さらに八王子CFC新設に伴うアクセス増も見込まれ、このまま継続するとコスト・パフォーマンスの両面で深刻な問題が生じる状況でした。Salesforceへの移行も検討しましたが、高コスト構造という本質的な課題は解決しないと判断。
「単なるツールの置き換えではなく、視座を上げて本質的な課題を解決する」という方針のもと、独自WebアプリケーションとしてOMSをゼロから開発しました。
2026年4月6日に本番稼働を開始したOMSは、受入テストでも高評価を獲得し、社内では「CS2.0」の第一歩と位置づけられています。
② WAON POINT 施策の完全システム化
「Green Beans(グリーンビーンズ)」でのWAON POINT支払いは2026年1月にリリース済みですが、さらに踏み込んだ取り組みとして、WAON POINT の「付与」施策を全5スキームで順次システム化するプロジェクトが進んでいます。
すでに3スキームの実装が完了しており、残り2スキームの構築を進めています。
「使えるだけ」から「もらえる・貯まる」仕組みへの進化により、顧客のインセンティブを高め、継続利用を促す狙いがあります。
③ データ分析基盤のLookerへの刷新計画
現在のデータ可視化はTableauで行っていますが、内部DB依存による重さや、データマート化の制約が営業活動の妨げになっていました。今後はLookerとBigQueryへの直接接続により、処理速度の改善とAI対話型分析(Gemini UX)への対応を目指した刷新を計画中です。
これからのチャレンジ
① 薬店機能の拡張と問診票のスマート振り分け
八王子に新設されるCFCの稼働に合わせ、薬店機能を新拠点でも立ち上げる準備を進めています。具体的には、顧客がECで医薬品を購入した際に入力する問診票を、既存の誉田CFCと八王子CFCの両方に正しく振り分けるルーティングシステムの構築です。単一拠点を前提としていた従来のシステムを、複数拠点対応へと進化させる大きなチャレンジです。
② アーキテクチャの根本解決と運用プロセスの進化
OMSリリースはCS2.0の第一歩にすぎません。既存Zendeskとの役割分担を整理しながら、CSオペレーション全体のアーキテクチャを根本から刷新するプロジェクトが続きます。対症療法の積み重ねではなく、構造ごと解決することを目指しています。
③ マーケティング連携基盤の強化
新たに連携する広告代理店との接続基盤を構築し、マーケティング部門が掲げる高い事業目標の達成を支えます。分析環境を刷新し、IT部とマーケティングが同じKPIを見ながら動ける体制を整えることが目標です。
④ エージェンティックAIエンジニアリングによる開発生産性の飛躍的向上
フロントエンドグループとDevOpsグループの共通ミッションとして、エージェンティックAI(エージェント型AI)を活用した開発プロセスの変革を推進します。Claude Codeをはじめとしたツールを積極的に活用しながら、AI主導の開発生産性向上を実現することが、グループ全体の中長期テーマです。
チームの特徴・文化
大切にしている価値観
オーナーシップを持って前に進める
与えられた仕事をこなすのではなく、自ら論点を見つけ、関係者を巻き込みながら意思決定と実行を前に進めることを重視しています。不確実な状況でも立ち止まらず、仮説を立てて動ける姿勢がチームの基本です。
ユーザー目線を忘れない
事業KPIの達成と顧客体験の向上、その両方を常に意識しています。技術やシステムの先にいるお客さまの視点を持ち、「何のためにやるのか」を問い続ける文化があります。
AI活用を前提とした仕事の設計
領域の広さと人数のバランスを考えると、AIなしでは業務が回らない——そういった現実認識がチームの行動を変えています。Claude Codeを中心にAIツールを日常的に活用し、「わからないこと」を調べながら進める速度を上げています。CTOが進める全社的なAIエージェント活用の方向性とも連動しており、グループとしてその先頭に立つことを意識しています。
チームのコミュニケーション
特徴的なのは、Teamsを使った「常時接続ルーム」の運用です。メンバーは毎日このルームに入室し、困ったことがあればすぐに声をかけられる環境を作っています。
コミュニケーションツールは全社的にTeams、IT部内はSlackと使い分けをしています。他部署との連携が多いため、Teamsをベースにしながら、部内での素早いやりとりにはSlackを活用しています。

メンバー紹介
チーム構成/組織図

グループマネージャーからのメッセージ
私たちが求めるのは、与えられた仕事をこなすのではなく、自分ごととして捉えオーナーシップを持って前に進められる人です。不確実な状況でも論点を見つけ、周囲を巻き込みながら意思決定できる力を重視しています。AIを開発の中核に据えたチームであり、その活用に興味がある方を歓迎します。そして何より、技術の先にいるユーザーの目線を忘れない人と一緒に働きたいと考えています。(フロントエンドグループ・シニアマネージャー・宮嶋 拓也)
チームマネージャーからのメッセージ
私たちのチームは顧客体験の向上と運用品質の安定化をミッションに掲げ、多様なステークホルダーと連携しながら改善を推進しています。リーダーシップをもって課題解決に取り組み、AIを活用しながらスピード感のある変化を楽しめる方に向いています。自分の判断がサービス品質に直結する実感と、領域を超えた推進力が身につく環境です。(CS・薬店チームマネージャー・中田理奈)
私たちの事業は、確立されたビジネスモデルの上にあるものではなく、常に変動的で挑戦的な環境の中にあります。OSPというプラットフォームを利用し、また海外ベンダーと協業するため、自由に何でも作れる環境ではありません。制限のある中で状況を見極め、工夫しながら最善策を模索する力が求められます。最初から答えが用意された仕事を求める人よりも、多様な文化を尊重し、周囲と相談・巻き込みながら、役割に線を引きすぎず動ける人に向いている環境です。(マーケティング・商品マスター管理チームマネージャー・牧拳成)
働く環境
出社・リモート
リモートワークも駆使しながら業務を進めています。Teamsの常時接続ルームを活用することで、日常的なコミュニケーションはオンラインで完結しており、出社時はチーム間の対面コミュニケーションや集中的な議論の場として活用しています。
使用技術・ツール

メンバー
牧 拳成
Kensei Maki
イオンネクスト株式会社 IT部 フロントエンドグループ OSP・薬店チーム マネージャー
ex-株式会社ビックカメラ デジタル戦略/情シス Associate Maneger/係長
2017年にTISインテックグループにSEとして入社、証券系の汎用システム開発に従事。その後リヴァンプ(現フューチャーと経営統合)小売のMDリプレイス・EC開発など案件リーダーも担当。ビックカメラでは「ビックカメラ.com」刷新リプレイス担当や現行保守開発マネジメントも行う。2024年2月より現職。
宮嶋 拓也
Takuya Miyajima
イオンネクスト株式会社 IT部 フロントエンドグループ シニアマネージャー
18年のエンジニア経験で、SHOPLIST執行役員として開発組織を統括。TypeScript・PHP・Javaでのサーバーサイド開発、AWS・GCP活用、チーム作りが得意領域。現在イオンネクストでは、「運用から開発主体への組織変革」の最前線でANP2システム群の開発統括とゼロからのチーム構築に挑戦。データ・AI活用、内製開発に一緒に取り組む仲間をお待ちしています!
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